2013年10月8日火曜日

山ごもりを終えて

昨日東京に戻ってきました
まだ こころがふわふわしていて 言葉をキャッチするのがむつかしい

でも 忘れないうちに

イベントのくわしい流れは ごみふみこが ブログでじっくり書いてくれているから
まずは 写真をどどっとのせて それを手がかりに
この 山ごもり が なんだったのか 今思うことを 書いてみよう フー

とにかく お世話になった御岳のばあちゃんたちが来てくれたことはひとつの達成だった!うれしい
 桐山のおばあちゃんが なんだか若者がわさわさしてる空間にひとりで来てくれた
怖かったと思う ちょっとぷるぷるして わたしの手をにぎって 「絵をみにきたよ」と言ってくれた 
縁故節のときも ずっと座って 踊りを見てた 私の 御岳の歴史講座も聴いてくれた
伝わったかな どきどきしたよ
宮川さんは 縁故節の後 泣いてた 地元の人がもっとみにこないのがもったいないと言ってた こんななにもないところで と いつも言ってたけど この日もまた そう言ってた
桐山さんが またごはん食べにおいで と言ってくれた
桐山さんの表現方法は ごはんとおもてなし なんだな


天性のリーダー気質 ごみふみこのオープニングアクト
わたしの中の 「リーダー論」が 確立されました ごみふみこさんは 真のリーダーです
自分のことはそっちのけなくせに 人がそれぞれの役割をやっていけるように 細心の気配りをしてくれます そして その それぞれが ここでこうやって自分の出来ることをやっていこう!やっていきたい!と思えるような場を創ります
そして本人は それが一番嬉しいと 言うのです
どこまでも響く大きな声と 瞬間瞬間に素直な感情のようにでてくる歌は リーダーにうってつけの特性です
たまにお酒をのみすぎるところすら みなに愛されています 

ケイトのごちそうさま
 ケイトは本当に日本人みたいです 私たちの鏡 のような存在です
日本人ではない人に ここまで 日本人のちょっとした心の揺れや 気質が理解されていると思うと それだけで こんなに嬉しいんですね
この日ケイトは あぶり堂(みずちゃんのお店)で ごちそうさまワークショップしてた
なんでこんなこと思いつくんだろう すごいなあ

CD屋みたいなポスターつくった
今回 山でとりいれた毎日のことは 溢れ出すみたいになってしまって わたしは 絵 でひとりだけでは どうしてもだしきれなかったと 思う
でもね 4人がそれぞれの角度 視点 方法で同じものをみて それを表現することが
こんなにおもしろいとは思わなかったよ
縁故節は ほんとうに バンドの作品だなーと思う
自然と 色々なことが繋がって ひとつにまとまっています
こういうものが 残っていく 残していける と思うと 過去と未来が 連続してくる

みずちゃんは 前日に帰ってしまった
チーム風林火山!とかいって ちょっと恥ずかしいけど しっくりきてました
みずちゃんが当日いられないことに関しては ぎりぎりまでなんだか信じられなかったし
悲しかったけど あぶりだしの作品は たしかにすごい存在感でした 
それが作品の意味だー
弁天さんの声も もはやみずちゃんかどうかわからないかんじで でもそれが良かったよ
14日は街で 一緒に踊れるね歌えるね
しし岩 あぶり絵のいい匂いを思い出す


武器を手にしたカメラさん
カメラさんが今回の合宿に入ってくれて ほんとうに良かった
2009年別府以来の顔見知りだけど あ こんな人だったか と今回はじめて思うことがいろいろありました
なんかね カメラさん 女子に凄くモテてた はじめは くまさんみたいで可愛いなあ と私も素直に思っていたけど あまりに人気があるので 最後らへんは チッ みたいなね
繊細な 人への気遣いと 自分の中にある (良い)こだわりが絶妙で
盆踊りという表現方法が とても合っているなあ と思った
14日の縁故節盆踊り大会がほんとうにたのしみだ!


木漏れ日のレイヤー
わたしの作品はというと こんなかんじになりました 毎朝 おばあちゃんちから山の学校へ行く道すがら 流れていく景色が 毎秒美しい
偶然たどり着いた 神社の沢 での 天に召されそうなかんじの光が この世界にあるたくさんのひとつひとつのものに均等に降り注いでいて あまりの情報の多さにくらくらするけれど 多様だ と思う
毎日毎日 こつこつと描いてきたけれど もっともっと ってなる
みずちゃんの夜のしし岩の絵と対になって展示された 真昼の絵 会場でみたときに
まだまだまだまだだよっちくしょーーー!って思ってた
けど イベントの次の日 外では地区の運動会が行われている中 外に絵を置いてみたら
なんだか自然と輝いてみえたのです
このとき ほんとうに この絵を描いてよかったと はじめて思いました
ほんものの木漏れ日が絵にかかって ゆらゆらしている
もっと がんばります

甲府の前に 福島の土湯温泉というところで絵を描いていたのだけれど
そのときあたりから 「世界はまだ 美しい」という言葉が 自分の中に芽生えてきました 美しいという言葉 人前で口にするのはなかなか恥ずかしいのだけど
土湯にいたときも 甲府の山に来てからはなおさら たびたび 心の中で
「世界はまだ 美しい」と 思っていました
目に見えて美しいものが まだ ある それを感じることができる瞬間がある ということは 大きな希望だと 思います


たろ と 絵
そして イベントが終わったあと 描いた絵は 五味醤油に展示されました
山から街へ これはほんとうに これからもずっと キーワードです

とにかく 自分達が素直に 心底楽しく 悲しく 激しく 受け取るものがある
それを その想いを 何かに表現したいという欲がある
そしてその表現を もっともっと 遠くへ 多く 見せたいという欲がある

そのことを 痛感しました
そのために全霊をかける そういう生き方をしたいと思いました

街へ伝えるために また大きな変換が必要となる
なにせ ぜんぜん知らないひとにも伝えなくてはいけないのだから
そのとき より多くの人間の力が それぞれの役割の力が 必要なのだ
街でやる というのは 人間とやる ということなんだな
風林火山 人 人人人人人人人…… です

大きくなればなるほど 大変だし 辛いこともあるし めんどうくさいけれど
それでもこの 欲があるかぎり やっていかなければいけないんだな
まずは 4人くらいの小さな共有からで良いからね

仕事を4分割するのではなくて 4人それぞれが 役割を持つから良い
つまり ひとつひとつは ひとりひとりの ことなんです
これからまた 甲府が終わったら ひとりででかけます
なんやよくわからなくなったら この山ごもりの いくつもの瞬間を 心の中に引き出そうと思ってます

ありがとうございました!

14日の盆ダンス大会 よっしゃーよっしゃーよっしゃーやるぞー

逆しまの世で!


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